2013年04月01日

読書は秋じゃなくても実になる

図書館に行って本を借りてきました。

1冊だけと思っていても、ついつい次々手に取ってしまい、気がつくといつも5冊は抱きしめてます。

今回も色々借りたけれど、一番心に残ったのは「空より高く/重松清」です。重松さんの本は「流星ワゴン」と「きよしこ」と「きみの友だち」と「疾走」を読んだことがあります。

どの本も人間臭くて、少し哀しさが漂うのだけれど、優しい気持ちが物語を包み込んでいて好きです。

日頃、私もよく意味はないけど空を見上げてしまうんですが、この「空より高く」の主人公の男の子もよく空を見上げているので、そこらへんから親近感がわきました。

でもジャグリングっていう大道芸からの空の青さや空の高さを連想したことがなかったので、なんだか新鮮でした。

熱血先生が敬遠される昨今だけど、私の学生時代を振り返ってみても、少し勢いのある先生のほうが印象的に記憶に残っています。

たぶん、冷めたフリして心の中ではそういう熱い感じを求めていたのかもしれません。

この本の中には、熱血先生が出てきます。こんなまっすぐな先生いたら学校楽しいだろうなって思いました。「大人は格好悪いものだ」っていう意味の話をする場面、印象的でした。

本から学べた、そんな気がしています。



Posted by sandmesu at 05:55│Comments(0)
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